梅の木は徒長枝(とちょうし)が伸びるのがはやい。
空に向かってまっすぐに一見無駄に伸びているように
見えるがその徒長枝も皆伐してしまうのではなくて
何年かがかりで勢いのある枝に更新調整していく。
そんなふうに習った記憶がある。
木とつきあうには気を長くもたねば。
人を育てるのも同じ。
何年か後にこういう姿に成長してくれていれば
いいなと木の姿にイメージを持つこと。
かならずしも思い描くようにはならないかもしれないが
未来を観測する気持ちそのものが愛情ではないか。
あせることなくゆっくりと成長を見守る。
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