言い忘れて いたかも しれませんが、 うちには 豚 がいます。
身重でした。
そして
つ ー い に この日が やってまいりました。
昨晩から 産気づいた 豚の うーみん。
夕飯も そこそこに しん と だい は うーみんに 付き添う。
寒さのため 11時すぎ いったん 帰宅。
わずかばかりの仮眠をとり 日付が変わった 1時すぎに 再び 付き添いに出かける。
わたくし はな は 「お布団の付き添い(←けっこう大変なんです)」。
2時半、 だい の 電話で めざめました。
うーみん 精一杯頑張りました。
4匹 産まれました~。 ばんざーい。
そのまま 寝ちゃおうかと 一瞬 思いましたが 良心の呵責? のため うーみんに会いに山に出向く。
きゃわい~い、 眠いけど 来て よかった。
初産だし 4頭くらい で 良かったよ、多いと お世話も タイヘンだしね。
後ろ髪ひかれながら 3時に 帰宅、 再び 仮眠。
しんどいけど かわいい子豚ちゃん に なにかあっては いけないので。
6時に 起床して うーみん の ところへ。
道すがら だい に 「 うーみん が 結局 11匹も 子豚を産んだ 夢を さっき 見ちゃったよ」
と話してた。
山に着いたら しん が 「 数が 増えてる 」 と・・・・。
12匹。・・・・・・・・ガ、ガーーーン。
12匹 要るのが わかるかしら?
いろんな 色が います。
番号 と ♂♀ 判別を 背中に 書きました。
ママの 乳首 を 奪い合ってます。
何匹 生き残って くれるかな~。
全部 生きて欲しいけど・・・。 (はな)
「しょせいびな」と読む。
たまごから孵ったばかりの雛のこと。
何日か前に初生雛が到着した。
約2週間ちょっとはうちの家の中の土間で育てる。
っていうのは雛が温まるために
こまめな温度管理が必要なのでやむをえず。
それに餌やりもあるし、
調子のわるい子が出た時にすぐにわかりやすい。
昔の農家は土間で牛や馬を飼っていたらしいが
現代の日本の農民も土間で家畜と暮らすのであった。
うちに着いてから1週間くらいは餌は玄米と草だけ。
草は笹の葉やキャベツを刻んで与えたり、
はこべはそのまま放りこむ。
ちなみに、はこべのことを日本ではひよこ草というらしいけど
英語でもチックグラスっていうんだって。チックはchick(ひよこ)。
おひさしぶり。
ここ周防大島はこのなんにちか
空気が目に見えてゆるんできた。
こういう日々はお山で昼寝でもして
まどろんでいたい。
これはオレの持論だけど、
人間ぼーっとする時間って大事。
忙しいと口にするとき、人はその忙しい状態に置かれた自分に
酔っているのだ。忙しさは美徳でもなんでもない。
特に日本人は仕事大好き民族なので、
ぼーっとしてばかりいる人にとっては肩身が狭い。
以前、ミヒャエル・エンデというドイツの作家のエッセイを読んだ。
かいつまんで言うと、
その昔西洋人がインディオたちに荷物を担がせて
南米奥地を探検した。何日も何日も歩き続けた。
とある朝、インディオたち皆が車座になって
ぽけーっと煙草をふかしてその場から動こうとしない。
忙しさにいそしんでいる西洋人は彼らのその姿を見て
さぼっていると決めつける。
ひとりのインディオがぽつりという。
「われわれはいそがしく歩き続けて来たせいで
どこかに魂を置き去りにしてきてしまった。
しばらくここでわれわれの魂が追いつくのを
待っているのだ。・・・」 (だい)
まだひとり暮らしをしていた頃
日々口にする調味料だけは
原材料のはっきりした商品を選んで買っていた。
たとえば、一般的に味噌は麹と大豆と塩でできる。
でもスーパーにならんでいる味噌の多くは
不思議と他にもいろんなものが含まれている。
原材料表示がはっきりと記名されていれば
消費者は選ぶことができる。
では遺伝子組み換え食品に関してはどうか。
わが国の農林水産省は、遺伝子組み換え食品について
「健康に影響を与えることはない」と断言している。
(なんだかこの国の指導者がよく使う文章だな)
こと食用油、醤油には遺伝子組み換え原料か否かの
表示義務さえない。
もっとも表示されている豆腐でも疑わしさはぬぐいきれないが
ここでそれは問わない。
遺伝子組み換え食品について詳しく知りたい方は
ぜひ上記の本を読んでみてほしい。
この辺りでは柳井図書館にあるよ。
また、今月の15日・16日に山口県立図書館で
「モンサントの不自然な食べもの」というドキュメンタリー
が上映されるので、ぜひ観てほしい。(だい)