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2015年3月

2015年3月31日 (火)

セロリ

昨年の7月だかに

セロリの種を蒔いて

順調に育った苗だけ畑に定植。

あとの半端な苗は

畑の溝まわりに投げ捨てた。

そうしたところ

先日その辺りを見ると

あの捨てたセロリが大きく育っており

日陰で淡い緑しとやかな姿が目立った。

こういうしたたかな生き残り野菜が

適地適作や育て方のこつを教えてくれている。

Dsc01484 セロリの鮮烈な香味が好き。

2015年3月30日 (月)

ガチQ

ラジオ番組でそういうコーナーがある。

オクノトシヒサ商店さま ぼうよ汽船さま ありがとうございます。

まず番組内でエントリークイズに答えて

正解した聴者が次のクイズでアナウンサーと対決する。

そんな趣向で長く続いている。

昼12時すぎにうちで

おそい朝メシ頂いていた時ガチQ始まり

ハナが電話したらすんなり出演となった。

普段はなかなか電話がつながらない。

彼女は本番クイズで見事女子パーソナリティーとの対決を制し

2000円のクオカードゲット。ところで

今まであれこれと景品にクオカードもらったはずだが

使ったためしがない。それと

次回ラジオ出演果たしたら

うちの農園の宣伝もしてくれたらありがたいね。

2015年3月29日 (日)

狩り

うちのびびはネズミを捕るのがうまい。

捕食もしているのかどうか不明だが

たわむれに狩りを楽しんでいるようにも

見受けられる。

ある研究によると

人の残飯や低品質のキャットフードを与えられて

飼われているネコは

狩りをする動機が強いらしい。

つまり真性肉食動物であるネコにとって

栄養バランスのわるい食事

ではものたりない。

ネズミという新鮮な肉で栄養補給を

はかっているという。

『猫的感覚』 John Bradshaw著 羽田 詩津子訳

Dsc01471 獲物をわざわざ見せに来るびび。大げさに褒めてあげたい。

2015年3月28日 (土)

自家孵卵

うちの卵を買って頂くお客さんより

自分の所でぜんぶ孵化させてるんですよね?

と時々訊かれる。

そうしたいのはやまやまだけどまだそこまでできてない。

というか今のところそこまでする余裕ない。

難題がいくつかある。

まず産まれてきたヒナの雌雄鑑別が難しい。

繁殖用の親鶏を育成するためだけに別部屋が要る。

経費と労力が卵の値段に加算される。

庶民的な価格を逸脱したら

それを売るのも難しくなる。

でもそういう問題を乗り越えて

自家孵卵で採卵養鶏を営んでいる方も日本におられる。

『発酵利用の自然養鶏』の著者笹村 出さんの本

自分も繰り返し読んだ。

いつか見学に行きたいものだが・・。

Dsc02685 年に何羽かは烏骨鶏がヒナを孵してくれる。

2015年3月26日 (木)

こごみ

 わらびとならんで人気のシダ類山菜。

クサソテツの新芽。

名前の由来は体を丸める動作をあらわす

「こごむ」という動詞らしいが

この言葉を山口弁では一般的に

「かがむ」と言うとふと気付いた。

シダ類というものを

食べてみようと試した古人はえらい。

見た目が毒草っぽく見えてしまう。

なぜか爬虫類的植物と呼びたくなる。

あく抜きする技術もよく発見したなと感心する。

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 じつに良心的な値段でありがとうございます。

数時間後。

・・・・・これは本当に「こごみ」なのですか?

長野県で食した「こごみ」とはまったく別ものでした。(はな)

2015年3月25日 (水)

ここ何日か草の伸びが著しい。

ねぎ苗畑の草取りをしつつ

寝っ転がって

空をながめる。紺碧の空。

時おり風が通い気持ちがいい。

そんな爽やかな空の下

この国の政府はぐずぐずと争いの種を蒔きちらす。

こんな連中よりも

次世代のために

この世界の成り立ちを知るために種を蒔く

お百姓という職業は

まさしく積極的平和を体現している。

政府閣僚に有機農家での研修を義務付けたらいい。

彼らに謙虚なものの見方を学ばせるべきである。

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2015年3月24日 (火)

若芽

最近ここ周防大島では

アカモクという海草が脚光を浴びているらしい。

先日友人から

ワカメをたくさん頂いた。

うちではいわゆるしゃぶしゃぶにする。

生ワカメを箸でつまんで

さっと昆布だしの湯をくぐらせて

酢橙しょうゆにつけて頂く。

日本は海に囲まれ海産資源に恵まれている。

水俣三陸しかり

海の自然を壊すような

人間だけの発展はまちがっている。

Dsc01445 海の幸に感謝。 また採れたらよろしくー。

2015年3月23日 (月)

賛辞

冬を活躍してくれたうちの薪ストーブ。

ありがとう。おかげで今シーズンも

高価な灯油買わなくても暖かく過ごせた。

薪作りに電気丸鋸やチェーンソーなど使うこともあるが

灯油を燃やすよりはるかに安上がり。

樹木を更新管理する意味でも

薪に使うのは合理的だ。

ストーブくんは食欲旺盛。排泄した灰は畑にもどす。

華麗な生の炎でわたしの心を暖める。

雨に濡れた衣服を乾かす。

しんと冷える夜お茶を沸かす。

熱で穀類をマナに変える。

Imag0851 来年もよろしくお願いします。

2015年3月22日 (日)

上関原発を建てさせない山口県民大集会

ここ3日ほどインターネットをつなぐモデムの

調子がわるくてこの日記を休んだ。

しかしオレはなんでネットで

しょうもないことを内から外へ

たらたら流してるんだろうと思うこともあるが

おもな目的は

書きたいことを書くだけのはなしだ。そういえば

南アフリカのアパルトヘイト時代

治安当局によって拷問殺害されたスティーブ・ビコの著作

『俺は書きたいことを書く(原題:I write what I like)』

20代の頃読んで触発を受けた。

権力はくりかえし腐敗する。

いまの日本は権力が市民を監視しているような暗雲時代。

本来は逆で民主主義とは

市民が権力を監視する力を持てるよう設計されているはずだ。

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2015年3月19日 (木)

温床

毎年3月に入ってから

夏野菜の種蒔きや芋つるを育てるために

温床というものを作る。

稲わらで囲ってもいいが古畳を使うとわりと楽。

その囲いの中に

山から落ち葉や腐葉土をとってきて

米ぬかやうちの鶏舎の堆肥

おからしょうゆかすなどその時々で手に入る

有機物をどさどさ入れる。

サンドウィッチ状に積み重ね水をたっぷりかけて

発酵熱を起こす。

Dsc01384 指宿の砂風呂ではないが

この中に体を埋めてみるのも一興かも。