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2013年1月31日 (木)

カルロスという映画を観る予定の人は読まないでね。

先日『カルロス』という映画を観た。

約5時間半の長編。

マルクシズムをテロルで実践しようとした

壮絶な男の半生を描いた力作――と勝手に自分で想像して

期待した。

彼、本名イリイチは、チェ・ゲバラを気取った

いんちきくさい革命家として登場する。

フランス人はこの男のうそ臭い革命理論を笑いたいがために

この映画をつくったのかもしれないと

勘ぐってしまう。

もしくは、ベニチオ・デル・トロの長編ゲバラ映画の

パロディとしてつくったのか。

いずれにしてもカルロスの

クライマックスはなんだか笑いがでるような。

C'est la vie!

とひとりごちそうな。

やっぱ、ちゃかしてるよな。

彼は今もフランスの刑務所にかがんでいるらしい。

現在64歳。

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