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2013年5月 7日 (火)

AMOUR

先日、広島シネツインで

『愛、アムール』という映画を観た。

それ以来、老いという言葉が頭をめぐる。

知的で音楽に造詣が深い老夫婦の晩年。

淡々とした日常のなかに唐突に

老いを突きつけられる日が来る。

だれしも精神的な別れがそんなにさっさとやってくる

とは考えたくない。でもいずれ考えざるをえない

生の課題である。

生きていることは常に死と隣り合わせだが、

それを日常的に意識するのは怖い。

いまとここは刻一刻と変化し続けている。

リヒャルト・シュトラウスの『死と変容』という曲が

わかる気がする。いや、ほんとうはわからないけど。

オレにもいずれ死に親しみをおぼえる日が来るかな。

コメント

死、か…
生まれたからには必ず死が。
生と死、出会いと別れ。
別れたら新しく出会う(生まれる)為、
老いて懺悔してクリアするさ!?

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