ゲリラ的商売
就農当初より
単一作物に専念するような農業は
周防大島の田畑の状況には合わない
そう考えてあれこれと
思いつきのようにこじんまりと
鶏や蜜蜂や豚を飼いはじめる。
4,5反の田んぼを育て
畑にもいろんな野菜を育てる。
ただそれを売るとなった時
必然として立ちあがる問題。
こんなにちまちまとあれこれやっても
市場や流通では相手されないということである。
なので自分たちで
個人的にうちの農産物を購入してくれるお客さんを
見つけるしかない。これはなかなかというか
そうとう大変。加えてうちの農産物は数や量が
限られているのでお客さんに待ってもらったり
せっかく注文して頂いても断らざるをえなかったり
いったん断ると縁が途切れることもあり
こういうときは欲が出て断るのがつらい。
調整するのも手がかかる。
最近はちょっと開き直って
うちでは商品があるときはある、ないときはない
そういう神出鬼没なゲリラ商法でいこう
そう明るく笑って商売している。ハハハ。空笑い。
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