« いのしし | メイン | 休息 »

2013年9月17日 (火)

1936年

第11回目のオリンピックが

ベルリンで開催された年。

この3年前に政権を得た

アドルフ・ヒットラー率いるナチス党にとって

絶好の宣伝会場となった。

自国の民族がどれほど優秀であるか

自身の権力がどれほど強大であるか

世界各国に見せつけるために

スポーツ祭典を利用し

その権勢に乗ってホロコーストに至る。

ひるがえって現時点の日本はどうだろうか。

自信満々に東京を称える言葉の数々に

権力を持つ者の驕りや不遜心が混じってはいないか。

事実を歪曲し

民衆や過去の歴史を軽んじてはいないか。

オリンピック招致合戦にあけくれる情報の中で

今の日本の恥ずべき状況を

醒めた目で冷徹に見つめる国民は少なくない。

『アドルフに告ぐ』を描いた手塚治虫さんなら

どう考えるかな。

コメント

Hmm is anyone else experiencing problems with the pictures on this blog loading? I'm trying to find out if its a problem on my end or if it's the blog. Any feedback would be greatly appreciated.
laogequ.net http://www.laogequ.net/

コメントを投稿