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日本の実践的文化である
石垣については今後とも
自分なりに深めていきたい。
例えば周防大島には
石垣の下に水道としての
堅固な暗渠が築かれていたり
山のほうには
石で積まれた炭焼き場らしい遺物もある。
本土では石を使わず土で止めた棚田がよく見られるが
周防大島では急勾配の斜面に作られたせいか
ほとんど石垣で組まれた棚田である。
むかしの人々は重機もなくて
生身の体で連綿と石垣を維持してきた。
それがここ30~40年くらいで
瀕死状態になっている。
ほんとうの経済成長とは
過去の価値をも現在に活かす
懐の深さではないか。
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