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2013年10月22日 (火)

はぜ掛け

山口県では

ハザ干しとかナル干しとも呼ぶ。

田んぼで稲を刈り取った後

竹などで物干しを作り

刈り取った直後から干していく。

生籾のときには

水分含有量が25~30%あるので

太陽と風の力で

13~14%まで乾かす。

うちではだいたい3週間干す。その後脱穀。

はぜ掛けをした米はうまいか?と訊かれると

うんって即答はできないけど

はぜ掛けした風景も目で味わう味覚

なんじゃないかな。通りがかりの人たちが

ふと足を止め郷愁に誘われたり

なにげない景色の中に子どもの頃を思い出したり

スズメやカラスが干してある稲を突っつき遊ぶ姿も

大きな目で見ればごちそうなんだよね。

食の恵みはなにも食卓の上だけにあるのではない

とそんな気持ちで手間をかける。

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