またこの季節が巡ってきた。
昨日は水取り口の掃除やら補修やら
ほとんど土方仕事にいそしみ
今日は今年初めての田んぼ水入れ。
川の清流から引きこまれた水が
支障なく田んぼにそそがれるのを見てほっとする。
田のぐるりに水を回しながら
畔ぬりをする。足で練った泥を
鍬ですくって田の縁に押しつけるようになすりつける。
そんな繰り返し作業である。時々モグラの
本道に出会い川砂利を拾って穴をつぶす。
山の田んぼはコンクリの縁石など築いていないので
どんな小さなマチも一人前の畦ぬりが必要となる。
これをよろこびと取るか苦役と取るか。
からだを使って働けるのは幸せな証拠である。
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