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二十歳頃しばらく
沖縄で過ごした。博多からフェリーで
なんとなく沖縄に渡って
はじめは那覇の安宿を拠点にぶらぶらしていた。
あまり暇を持て余すと体がなまるので
さとうきび刈りの季節労働を探しながら
あちこち歩いて結局
久米島という離島の製糖工場にたどりつき
勤めることになった。そこで
およそ3ヶ月休み無し
1週間ごと昼勤と夜勤を繰り返す。当時
工場の近くに若草荘という民宿があって
そこがタコ部屋みたいな雰囲気。
おもしろい人たちといっぱい知り合った。
いま辺野古が熱い。米軍基地を作るために
日本人同士うちなんちゅ同士がいがみ合う。
マージナル統治の典型である。
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