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2015年1月17日 (土)

春の色

春というと梅や桜の花の色を

想い浮かべそうだが

畑に咲く最初の色は菜の花。

とう立ちがはやく

次々と脇芽を伸ばす。

底冷えする朝でもそのまわりだけは

ほんのりと暖かい空気が流れているような

そんな一息つかせる色である。

色彩は単一でとらえられない。

黄色と断定できない。黄色の奥に

光のプリズムと濃淡と時による移ろいが隠れている。

なぜ花には色がついているのだろうか。

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今晩の前菜。

 

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