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2015年9月26日 (土)

福島さんの思い出

もう13~4年前になるだろうか。

柳井駅北にあった小さなアーケードの一店舗を

ギャラリーにして

福島さんが今まで撮った写真を

展示しておられた。たしか3回ほど訪れた。

パネルに拡大した写真たちは

写された当時の生々しさを醸しており

迫力があった。当人は入り口右手片隅で

もぎりをしながらワープロにかじりついていた。

カウンター代わりのガラスケースには

彫金の作品が販売中?でその脇に立ててあった

スナメリの唄CD一枚買った。

遠慮がちに話しかけてみたら案外気さくに答えてくれた。

若い頃いっとき徳山の精神病院に入っていたことや

全共闘と機動隊の間でもまれたことなど。恐くなかったですか?

と間抜な質問をしたら

カメラに収めるのに夢中で・・と

そのような言葉だったと記憶している。

うまく言えないが

福島さんの存在自体がそこに並ぶ写真以上に

圧倒的な迫力で脳裏に刻まれた。けっして大げさでなく。

F_001

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