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2013年3月20日 (水)

詩人

吉野 弘さんという詩人がおられる。

1926年生れというので

もうなかなかのご高齢だと思われる。

この方の書いた詩のひとつに

『生命は』という一編がある。

26歳の頃この詩に胸を打たれた。

こんなにわずかな言葉で

こんなに生の全体像を浮きあがらせるのはすごい

と、感激した記憶がある。

当時ひとり暮らしのわびしい部屋の壁に

張りつけて、その言葉に凝縮された世界をときおり眺めた。

いまある自分の暮らしの遠因となった詩人に感謝。

もし機会があったらお会いしたい。 (だい)

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