ぶー語
豚には豚の言葉があるという。
ライアル・ワトソンという動物学者が
『思考する豚』という本の中で述べている。
正確には、声によるコミュニケーション
というべきか。この著者の生命観は広く深い。
しかし学術的には、彼の言説はある種の
オカルティズムではないかとの厳しい
批判もあったらしい。
ただ、オレも日々うちのぶーたちを観察
していると、豚語を感じる瞬間がある。
朝車で彼らに餌を運んでいくと
うちの車のエンジン音が聞き分けられるらしく
母ぶーが「ふごっ」と一声発し、だだーっと
走ってくる。その後ろから子ぶーも母親の声を真似て
走ってくる。
とにかく彼らは耳がいいのは間違いない。
非常に感度良好な受信器を備えている。
聴き慣れない音にはいっせいに反応し
なんだかだるまさんがこーろんだ遊びみたいな
動作である。
豚からも学ぶべきことがらがあまたある。
いずれひとつひとつ紹介していきたい。
コメント