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2013年7月 3日 (水)

ふるやのもり

あるところにおじいさんとおばあさんが

住んでおりました。季節は梅雨。

長雨が降りつづく晩、屋根裏の梁の上で

オオカミが老夫婦の様子をうかがってました。

おじいさんがおばあさんに話しかけます。

おばあさんや、この世で一番怖いものは

なんだろうな。そりゃ、おじいさん、あれに決まっております。

おお、そうじゃった。あれじゃ、ふるやのもりじゃ。

それを聞いていたオオカミは

なに?この俺さまより恐ろしいものが

この世にあるというのか。どのようなものか

会うてみたいものだ。うっふっふ。・・・

これは昔話なのだが

うちではぜんぜん現在進行形話であった。

うちの家は父方の祖父が昭和の初めに

建てたというかっこよく言えば古民家。

しかしながら住んでいる自分たちの実感としては

あばら家。もっと早いうちに

瓦の葺き替えや補修してればよかったんだけど。

もっとも何回かの大水で床下浸水もあったらしいので

柱の根元も朽ちかけてるだろう。

とりあえず5年は住もうねっと

はなと相談して住みはじめて早8年目。

そろそろやばいな。

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コメント

ふるやのもり、子供の頃に聞いた事があるような…恐いもの、それは雨漏りでしたっけ?
私のこの世で一番恐いものは、人(笑)

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