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2013年7月10日 (水)

風鈴が

 ちりんと

  青い空を切る

20代の頃住んでいた一軒家で

昼日中ごろんと横になって

窓から空を眺めた。

窓際には南部鉄の風鈴。

おふくろのお土産。

風はそよとも吹かず。

しばらくしてたった一回

しおりを揺らした。ひらりと空を切るように。

その翌日、勤めていた精神病院の作業療法の時間

この句を詠んだ。

俳句の先生に褒めてもらった。

片山先生ありがとう。

人間褒められるとなにかの折に

励みになるものですね。

心に浮かんだものを飾らずに表現する。

簡単なようで難しい。

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