催奇形性
ベトちゃんドクちゃんといえば
名前を聞いたことがある日本人は多い。
なにかとマスコミに取り上げられた時期もあった。
本名グエン・ベト、グエン・ドク。
1981年2月25日
結合性双生児として生まれた。
アメリカ軍が撒きちらした強力除草剤の影響を
濃く疑われる。
1988年に分離手術が行われ
兄弟の身体はとりあえず別々になった。
兄のベトは分離手術後もずっと寝たきりで
2007年秋に亡くなる。
弟のドクは元気に働いているらしい。
戦後ベトナムでは結合性双生児だけでなく
先天性の身体欠損や奇形障害をもって
生れてくる子が後を絶たない。
「皆さんの援助をたくさん受けてきた僕は幸運だ。
アメリカを憎んではいないが
世界がもっとエージェント・オレンジの実態を知るべきだ」
ドクの言葉。
<a href="http://yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=0243" target="_blank" utn>山口ブログ</a>
コメント