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2013年11月24日 (日)

催奇形性

ベトちゃんドクちゃんといえば

名前を聞いたことがある日本人は多い。

なにかとマスコミに取り上げられた時期もあった。

本名グエン・ベト、グエン・ドク。

1981年2月25日

結合性双生児として生まれた。

アメリカ軍が撒きちらした強力除草剤の影響を

濃く疑われる。

1988年に分離手術が行われ

兄弟の身体はとりあえず別々になった。

兄のベトは分離手術後もずっと寝たきりで

2007年秋に亡くなる。

弟のドクは元気に働いているらしい。

戦後ベトナムでは結合性双生児だけでなく

先天性の身体欠損や奇形障害をもって

生れてくる子が後を絶たない。

「皆さんの援助をたくさん受けてきた僕は幸運だ。

アメリカを憎んではいないが

世界がもっとエージェント・オレンジの実態を知るべきだ」

ドクの言葉。

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