後家殺し
ちょっとどぎつい言葉ではあるが
こんな言葉はもう死語だろう。
ひとつのエピソードとして。
昔は脱穀機などなかったので
稲穂から籾を取るのは当然手作業。
もっぱら後家さんが頼まれ仕事として従事していたらしい。
江戸時代に千歯こぎという
怪獣の歯のような道具が普及して
後家さんの手間賃仕事が減ったので・・。
さらに大正時代になると
足踏み脱穀機という道具が普及して
千歯こぎもすたれていく。
現在はエンジン脱穀機いわゆるハーベスタや
コンバインが手作業にとって代わる。
うちもエンジン機械に頼りっぱなし。
機械は便利だが脱穀の仕組み自体は
足踏み時代と同じなのだ。
化石燃料を使うかどうかというだけ。
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