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2013年11月 8日 (金)

後家殺し

ちょっとどぎつい言葉ではあるが

こんな言葉はもう死語だろう。

ひとつのエピソードとして。

昔は脱穀機などなかったので

稲穂から籾を取るのは当然手作業。

Dsc00347「こばし」と呼ばれる二本の箸で穂を挟んで籾をこそぎとる。

もっぱら後家さんが頼まれ仕事として従事していたらしい。 

江戸時代に千歯こぎという

怪獣の歯のような道具が普及して

後家さんの手間賃仕事が減ったので・・。

さらに大正時代になると

足踏み脱穀機という道具が普及して

千歯こぎもすたれていく。

現在はエンジン脱穀機いわゆるハーベスタや

コンバインが手作業にとって代わる。

うちもエンジン機械に頼りっぱなし。

機械は便利だが脱穀の仕組み自体は

足踏み時代と同じなのだ。

化石燃料を使うかどうかというだけ。

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