クラスター爆弾
ベトナム戦争でアメリカ軍が多用した。
クラスターとは密集した塊という意味。例えば
ボール爆弾は
1機の戦闘機で2m長の親爆弾を4個投下できる。
1個の親爆弾に500個の
野球ボールくらいの子爆弾が詰め込まれている。
またその1個の子爆弾の中に300個の
パチンコ玉より小さな玉が詰め込まれている。
野球ボール大の子爆弾が
空中低く爆発すると
無数の小パチンコ玉が飛び散って人や動物を殺傷する。
野球ボール大の子爆弾のうち
地上で破裂しないものは
不発弾として土に埋まる。
故意に不発弾として地上にばらまかれたボールは
地雷と同じ機能を果たすように仕組まれており
農民や子どもが
ある日突然犠牲になる。
ちなみにアメリカがベトナム戦争で使用した
総弾薬量は1127万t。
アメリカが第二次大戦で使用した量の2倍弱という。
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