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2014年1月 6日 (月)

手作り

なんでもそうだが

手でモノを作るというのは時間がかかる。

人間はその時間を短縮するために

機械工業化を進めてきたといっても過言ではない。

産業革命以来200年。

もちろん技術革新や工業の振興は

人の文明を加速させたのは間違いない。

でもそろそろここに来て

機械化の圧倒的な勢いに流されることに

疲れてしまう人も多くなってきた。

わたくしもその一人。

例えば味噌にしても

田畑をもって大豆や米や麦を育てるところから始めて

収穫した米や麦に糀を咲かせて

やっと味噌を仕込んで1年寝かせるなどと

できるだけ源にさかのぼって手作りしてみたいと欲する。

せいぜい自分の家族で頂く量しか作らない

つごう2年近くかかる味噌。そこになにか重要な意味があるのか

と訊かれても答えに詰まってしまう。あえて言えば

モノを手作りすることは旅とおなじ。

ゴールよりもプロセスにこそ価値があるのだ。

Dsc00486 仕込みから1年経て味噌開き。

コメント

私もプロセスを楽しみたい質です(^-^)
プロセスから個性が生まれる、かな?

結果よりも過程が大切なんだと思います。
失敗してもいいのです。失敗は成功のもと。

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