俺の地球
鶏にしろ豚にしろ
口のついとるもんはせんないのー
とよく言われる。
あのこれ解説する必要ないかもしれないけど
口を持った生き物を飼うと日々の餌や水やりが
欠かせないので面倒だね
という意味合いになるのかな。
でも自分が家畜を暮らしの中に位置づける
大きな理由のひとつは
自由な暮らしの中に一定の縛りを課すため。
朝一番で家畜の世話をする。自分たちの朝ごはんは
そのあとで頂く。まず家畜が先。
彼らに生かさせてもらっているし
朝一で彼らの様子をおこたりなく観察すると安心する。
彼らがいるので遠く旅行にも行けないが
その代り日がな一日畑や田んぼの
こまかな変化をゆっくり見ることができる。
大工仕事をしたり山菜採りをしたり猪狩りや魚釣りもできる。
これは生きる旅である。家畜がいることで縛られるが
日常が旅そのものになる。
香月泰男さんの胸にあった私の地球って
こういうことかもしれない。ちがってたらごめんなさい。
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