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2014年5月30日 (金)

師匠

今朝早くに

ぶーを屠畜場に連れて行った

シンとイッチャンは都会の道路を

車で走って疲れ果てて帰ってきた。

そんな日の夕方に

イノシシ罠猟の大師匠が

にやりと笑いながらうちにいらっしゃった。

「今何しよるん?」と訊かれたので

「エンジンポンプの修理をしていて取り込み中です・・・」

とちょっと渋い顔で答えたものの

「すまんがなあ猪がまた掛かったんじゃが・・・」

大師匠の頼みは終いまで聞かなくてもわかった。

一緒に現場に駆けつけて

気絶させて頸動脈を切って止めを刺す。

70kgくらいの雄。雄は匂いもきつくて季節柄解体もできないので

お疲れのシンとイッチャンにも手伝ってもらって

ロースだけを頂いて山中に埋設。

突発的な状況においても

師匠の声掛けに渋面で受けちゃいけんかった。

常に笑顔でハイハイと微力を差し出すべきであった。

お師匠さまいつもありがとうございます。

Dsc04077

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