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2014年5月27日 (火)

農村

何年か前見た写真集の序文で

立松和平さんが書いておられる文章が

すばらしい。初めて読んだとき胸がつーんとした。

「農村の未来は、消えてしまった農村風景の

検証から拓かれる」と副題。

「風景を維持するためには、勤勉な労働が

必要である。四季折々の野菜や花を得るためには、

それなりの仕事をしなければならない。

かつて日本の農村には

こんな勤勉な人が暮らしていたから、

調和のとれた見事な精神性が

風景に現れていた・・・。」

かつての勤勉な日本人のひとりになりたいものだ。

ちなみに立松さんは波乱万丈の

文学人生を4年前に閉じた。

『写真集 昭和の農村』(家の光協会編)より一部抜粋。

Dsc03641

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