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2014年6月 6日 (金)

道山

最後に韓国を旅したときも

映画館に入った。釜山大学近くの

日本でいうシネコンみたいな映画館。

驚いたのは人の多さ。

一つの館内すべて客席が埋まっている。

特にアベック(古い表現?)が多い。

ざわめきとポップコーンの

甘い匂いの中でやはりソル・ギョング主演の

『力道山』を観た。日本語とハングルが混じっているので

ハングルだけよりもはるかに理解しやすかった。

ソル・ギョングの肉体が引き締まりすぎてて

オレのイメージする力道山といまいち重ならない。

映画は映画である。その後

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(増田俊也著)

を読んだ。こっちのほうが実像を描いている。

日本に来てさんざんいじめられたんだろう。

勝利に対する執着心が半端ではなかったはずである。

 

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