道山
最後に韓国を旅したときも
映画館に入った。釜山大学近くの
日本でいうシネコンみたいな映画館。
驚いたのは人の多さ。
一つの館内すべて客席が埋まっている。
特にアベック(古い表現?)が多い。
ざわめきとポップコーンの
甘い匂いの中でやはりソル・ギョング主演の
『力道山』を観た。日本語とハングルが混じっているので
ハングルだけよりもはるかに理解しやすかった。
ソル・ギョングの肉体が引き締まりすぎてて
オレのイメージする力道山といまいち重ならない。
映画は映画である。その後
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(増田俊也著)
を読んだ。こっちのほうが実像を描いている。
日本に来てさんざんいじめられたんだろう。
勝利に対する執着心が半端ではなかったはずである。
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