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2014年6月 9日 (月)

フィルマラ

こんなに感銘を受けた

『箱入り息子の恋』ではあるが

これも状況設定のなせる技と言えなくもない。

なぜって

サロンシネマのフィルムマラソンで観たから。

それも眠気を通りこした明け方

それまでに積み重ねるように注入された映像が

澱のように無意識の底に溜まって

すぐに消化もできず発酵した胃液が

喉元にせりあがってくるように

感情の堰がどっと破れたのかもしれない。

その頃の自分の気分や環境も

その決壊を後押ししたのかもしれない。

ある映画を観るために用意されていたかのように

心が反応する。

星のめぐりあわせが予定調和して

脳神経の一部を揺さぶる。人間は

人間自身がつくった物語によって

道に迷うこともあれば

一光の希望をみいだすこともある。

Dsc00463朝焼けの空に鳳凰の姿か。

コメント

以前だいさんから頂いた言葉を思い出します。
変われるタイミングはそれぞれ。
人は、人や物事に出会うべくして出会ってるんですよね。積み重ねた出会いから状況が変わっていき、次の出会いで何が変わるか楽しみ(^-^)

そんなに恰好いい言葉を言ったかな~。
わたしの言葉をうまい具合に脚色して頂いてうれしいです。ありがとう。

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