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2014年6月 3日 (火)

映画館

20代のとき旅がてら

映画館によく入った。インドでは

20年前当時入場料が2ルピーだったか。

田舎のといってもわりかた人であふれているのだが

館内は煙草のけむりで

スクリーンが紫色に見える気がした。言葉もわからず

ただ観客の喧噪を聞いてたような。半分夢見心地。

特にハンサムでもないおじさんマハラジャと

インド的定型美人女性の歌と踊りを交えた

らぶろまんす?だったような。後に

日本で公開されたラジニカーント・スーパースター

主演の『踊るマハラジャ』だったっけ。違うけど似てる。

自分でスーパースターと臆面もなく名乗るところが

はずかしくもさまになっている。

あのとき映画を観たというよりも

ただただ人の影を観たのだった。

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