混迷無知
昨年11月に徳山で
『ファルージャ』というドキュメンタリー映画
を観た。監督は伊藤めぐみさん。
その映画の内容もさることながら
同日に高遠菜穂子さんによる講演も身に染みた。
2004年4月イラクで3名の日本人が拘束され
自己責任バッシングが吹き荒れた事件
当事者の一人。
現在高遠さんはイラク及びその周辺で
フリーランスのソーシャルワーカーとして働いておられる。
研ぎ澄まされた感受性と明確な意志が
言葉や表情に現われている。彼女の話の骨は
日本で普通に暮らしている日本人は
イラク及び中東について何も情報を知らないに等しい
ということ。知らないというより知らされてない。
表層的なマスコミ報道を鵜呑みにしない
したたかな一市民でありたい。
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