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2015年1月21日 (水)

混迷無知

昨年11月に徳山で

『ファルージャ』というドキュメンタリー映画

を観た。監督は伊藤めぐみさん。

その映画の内容もさることながら

同日に高遠菜穂子さんによる講演も身に染みた。

2004年4月イラクで3名の日本人が拘束され

自己責任バッシングが吹き荒れた事件

当事者の一人。

現在高遠さんはイラク及びその周辺で

フリーランスのソーシャルワーカーとして働いておられる。

研ぎ澄まされた感受性と明確な意志が

言葉や表情に現われている。彼女の話の骨は

日本で普通に暮らしている日本人は

イラク及び中東について何も情報を知らないに等しい

ということ。知らないというより知らされてない。

表層的なマスコミ報道を鵜呑みにしない

したたかな一市民でありたい。

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