山くじら
という名前で地域おこしに
イノシシが一役買っている話もある。
ここのところ周防大島では
ちょっとしたイノシシブーム?である。
なにしろ自分みたいなにわか猟師でも獲れる。
それほど生息しているのだろう。
推定1万頭くらいいるんじゃないかと言われている。
このたび獲ったのは60kgほどの雄猪。
仕留めるのに手こずった。
眉間をどついてもなかなか失神に至らず
頸動脈を刺し切っても
起きあがって向かってくる。勇敢なやつだった。
こういうことを平然と書くのは残酷か。
でも見方を変えれば
肉という食べものがどういう経路で食卓へのぼるかを
想像しない人間のほうがずっと残酷ではないか
という気がする。もちろん生きものへの殺生を
もろ手を挙げて賞賛はしない。菜食主義者には
またべつの見方もあるだろう。
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