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畑のカブもつぎつぎにとう立ちしつつある。
遅きに失しているがあきらめわるく
漬物にした。
筋張った皮を厚く剝いても
もうカブ本体は子孫を残すために
変身しはじめている。
野菜も生きている。
季節に背中を押されるように
冬を越え花を咲かせ種を結ぶ。
麹玄米漬け。
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