なじみの銭湯みたいな温泉。
湯船から見上げると
吹き抜けのしみだらけ天井があって
壁には年代物の地元商店街宣伝ポスター。
昭和にタイムスリップした趣のある空間にて
ゆっくり湯をつかう幸せ。
なにがこの銭湯温泉わたくしをこうもひきつけるのかと
のぼせた頭で考えてみるに
ようするに
へたに飾らないところだった。あるがまま。
経年によるしみや傷みが風格になっている。
小奇麗でぴかぴかした保養施設よりも
時代にとり残されつつある街場の銭湯に
ほっと一息。
できるかぎり存続してくださいと願うばかり。
夕暮れの柳井温泉
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