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2015年3月18日 (水)

つげ義春

20代の頃から

つげ義春をおりにつけ読む。先日も相方が

図書館で借りていたのをたまたま枕もとで見つけて

読んでみた。

画の雰囲気は鬼太郎が登場しそうだが

中身はおちのないリアリズムで

幾分つげ式妄想が混じっている。

笑うというのとはちがう。

にやりと言ったほうが適当か。

不気味さもエロさも漫画家としての

酸いも甘いも掻き分けて

しぶとく生きてきた軌跡がここにある。

1937年生まれというと80歳近いが

いま一度脚光を浴びてほしい漫画家の一人である。

Dsc01429

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