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2013年4月

2013年4月 5日 (金)

アスパラガス

彼らは何者か。

本によってはユリ科とあったり

インターネットで見るとクサスギカズラ科とあったり

小難しいことはここでは言わないが

とにかくちょっと正体不明っぽい。

うちのお山に崩れかけた

段々畑の一枚があり、そこは機械も入らず

すべて手作業で整地するしかない。

その一角でアスパラガスを育てながら

ぼちぼち3年くらいかけてその畑を

直していこうという気の長い話である。

先月初旬に2年物の苗を50株定植した。

今朝見るとかわいい芽が顔を出していた。

発芽率9割以上。ありがたい。

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2013年4月 4日 (木)

楽天

養蜂の師匠に会いに行く。

この方に出会えたこと本当にうれしい。

きっかけは4、5年前、A新聞のとある記事。

それよりさかのぼること1年前より

蜜蜂を飼いたいと熱望していたオレは

図書館で入門書みたいな本を借りまくった。

でも養蜂を始めるにあたって

なにから手を付けていいかずっと迷っていた。

そうしたあるとき、たまたまはなの実家で読んだ

新聞の小さな記事に師匠のことが載っていた。

なんかもうどきどきしながらこの方に電話して

どうか養蜂のことを教えて頂けないでしょうか?

と頼んでみたところ、なるべく断っているが

同じ島内だし、住所も近いのでいいですよ、

とのお返事。それ以来、師匠から養蜂

のみならず、この世界の成り立ちについて

人間の精神的な感受性について

あれこれと示唆に富んだ話題に及ぶ。

齢80歳を超えてユーモアを忘れず

楽天思考があふれている。

「師匠」と呼ぶなと言われているけど、すみません。

師匠、いつもありがとうございます。

2013年4月 3日 (水)

西洋蜜蜂

桜のピークも過ぎ

朝晩はまだちょっと冷えるけど

蜂群の勢いがここ数日増してきた。

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でもちらほらヘギイタダニの姿が見られる。

昨年は4~5群いたのだが、

昨夏7月くらいにダニ被害がひどく

なんだか冴えない蜜蜂たちだった。

結局合同して2群ほど生き残ってくれた。感謝。

アピスタンやアピバールという添付薬みたいな

ダニ防除剤もあるけど、あれを入れると

ちょくちょく採蜜することができないというか

耐性の問題もあるし、

やっぱり農薬の一種なので躊躇してしまう。

でもどうしても気になるのはダニ被害。

西洋蜜蜂が元気に活躍できるように

ミツバチヘギイタダニの生態について

もっとべんきょうしよーっと。

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手前はヘアリーベッチ。何年か前に種蒔いたら

それ以来なにもしなくてもはびこる。補助蜜源になる。

2013年4月 2日 (火)

不安

人はだれしも不安を抱いたことのない人は

いないだろう。

たとえば人生の節目節目で、

ある種の不安はつきものだ。

オレなりに不安の意味を解釈すれば、

不安とは漠とした不透明さからくるもの。

原因や事の道筋がはっきりつかめず

なのに自分に影響を及ぼしかねない事態にたいして

人は不安を覚える。

おそらく人は既存の環境への慣れを

容易に捨てたくないのだろう。

また不安は、他に対する攻撃となって表出することもある。

悪意や攻撃の裏には

内に眠る不安を制御しきれないという恐怖心

が隠れているといっても過言ではない。

武力を誇示する国も同じ。

でも人によってはその茫漠とした不安感を

胸に抱きながらも笑顔でいられる人

気持ちの芯のつよい人

状況を前向きにとらえつづける人がいる。

ダライ・ラマ14世のように。

そういう人にちょっとずつでも近づきたいな。(だい)

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2013年4月 1日 (月)

れんげ

蓮の花のことではなく

マメ科のれんげ草のこと。

今年は例年より2週間くらい咲くのが早い。

昨春うちの田んぼでは

なぜかれんげがほとんど生えず咲かなかった。

アルファルファタコゾウムシのせい?

秋の稲刈り前に種を田んぼ一面にばらまきしておいた。

なので今年は順調にれんげが育つ。

れんげが咲く田んぼを見ると

豊かな気持ちになる。なるほどマメ科の植物に寄生する

根粒菌は空気中の窒素を地中に固定する力があるうんぬん

といううんちくだけではない、

なにか不思議な魅力を感じさせる花だ。

源は中国らしいが、いつ頃日本にやってきたのだろう。

知っている方がいらっしゃれば教えてほしい。

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