毒考その二
生物が防衛のために備えている
毒を適度に人の体にめぐらせるのは
心身改善になる
という仮説を立ててみた。
それを証明するには
オレ自身の体を使って
実験観察を繰り返すしかない。
しかし正直にいえばマムシの毒は
敬遠したい毒の筆頭にあがる。ふたたび
オオスズメバチに刺されるのも
ごめんこうむりたい。あの痛みは強烈すぎて
苦痛でしかないので精神衛生上よくない。あと
外国産の生き物の毒は除外。
まず毒が身体に入ったら
どういう症状が出るか自分を観察する。
痛みや腫れの経過時間やバイタルチェックなど
ほんとうはしたほうがいいのだろうが
しない。ただただ自分の個人的、主観的
実験態度でのぞみたい。
毒を受容した結果として
なにが良かったかを考えていきたい。
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