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2013年6月27日 (木)

ひとつことを聞きて

いつもめずらしくはじめたるように

信の上にはあるべきなり。

ひとつことを幾たび聴聞申すとも

めずらしくはじめたるようにあるべきなり。

15世紀に生きた蓮如上人の言葉。

オレなりに拡大解釈すれば、

日々同じようなことを聞いたり見たり感じたり

人の暮らしはそんなものかもしれないが

それでも日々新鮮な気持ちで

生きたほうがあなたの心をゆたかにする。

何度同じようなことを聞いても見ても感じても

毎たびさもめずらしいことのように

ものごとを受けとめる人こそ

ほんとうの信心に近づいているのではないかな。

と、自分の中で

この言葉をかみくだいてみた。

まだ消化するにはいたらないが

日々お百姓仕事をしていると

蓮如さんのこの言葉をしばしば痛感する。

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