ひとつことを聞きて
いつもめずらしくはじめたるように
信の上にはあるべきなり。
ひとつことを幾たび聴聞申すとも
めずらしくはじめたるようにあるべきなり。
15世紀に生きた蓮如上人の言葉。
オレなりに拡大解釈すれば、
日々同じようなことを聞いたり見たり感じたり
人の暮らしはそんなものかもしれないが
それでも日々新鮮な気持ちで
生きたほうがあなたの心をゆたかにする。
何度同じようなことを聞いても見ても感じても
毎たびさもめずらしいことのように
ものごとを受けとめる人こそ
ほんとうの信心に近づいているのではないかな。
と、自分の中で
この言葉をかみくだいてみた。
まだ消化するにはいたらないが
日々お百姓仕事をしていると
蓮如さんのこの言葉をしばしば痛感する。
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