大阪弁
最近図書館で見つけた漫画。
『大阪ハムレット』 森下裕美・著
がおもろい。以前この作品から
リメイクされた映画は観たことあってんけど
原作のほうがはるかに深いわ。
セリフのひとつひとつが
なにげない集積のようでありながら含蓄ある。
それと登場人物の表情が豊か。
いい味でてる。森下さんは
人間観察の達人だな。
自分の観察力をそのまま作品に投影できる
漫画家ならではの才というか
感心する。人間観察漫画といえば個人的に
真っ先に思い浮かべるのが
ロバート・クラムのエログロコミック。
彼は人間の外見からあぶりだされる醜さみたいなものを
これでもかというほど描くことによって露出させる。
これはこれで憎めないんだよな。
ま、ともかく森下さん、応援してます。
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