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2015年10月12日 (月)

竹取り

かぐや姫に登場する竹取の翁は

取った竹をよろずのことに使うという。

おそらく翁は竹細工職人だったのではないか。

そんな高尚な目的で竹を取ってみたいが

今回は稲のはぜ掛けのため。

淡竹がちょうどいい。

山はどこも竹ばかりなので入手するのは困らない。

でもコンバインで刈れば竹なんぞ取る必要もないわけで

余計な労力にちがいない。

じゃあなんでわざわざはぜ掛けしたいのか。

理由はあれこれおもいつくがつまるところ

遊びなのだ。お百姓仕事はなべて遊びの延長。

遊びといっても趣味という意味ではなく

時間をもてあましているわけでもない。

アソビとは精神的な余裕のこと。たとえば

車のアクセルについて教習所で習う。

アクセル踏むときアソビのない車は危ないですよと。

はぜ掛けするため山で竹を刈るのは

労働の踊り場。

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