ふーっ。(ため息)
8年前お山に手を入れ始めた頃から
ずっと気になっていた。
崩落した石垣を
稲刈りの合間に少しずつ
積み直している。手順としては
いったん崩れた石と土を全部搔きだす。
根石(ねいし=一番下の基礎石)はなるべく動かさない。
一段目の石は安定度の高い大きなものを選ぶ。
あとは自分の美的?センスが問われるまで。
誰も教えてくれる人はいないので
石垣作りの本を参考にする。が
なかなか難しい。
難しいのはわかっているのだが
なにしろ重い。
あっち転がしこっち転がししながら
位置を決める。
なかなかはかどらないが
始めてみると夢中になる重労働である。
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1960年代に司法長官を務めたアメリカ人。
彼が新聞テレビなどメディアの体質について
核心をついた意見を
表明しているので紹介したい。
「財閥に所有され
富裕層のために存在するマスコミ
には二つの役割がある。
一つは
国民が物事を深く考えないようにすること。
人間の生存を揺るがすような問題について
議論させないように思考を麻痺させること。
もう一つは
国民の攻撃的な感情を喚起し
軍事的脅威が迫っていると感じさせること。」
マスメディアとは誰のためにあるのかというと
単純にはスポンサーのために存在する。
テレビそれ自体も別に国民のためにあるわけではない。
テレビは国家や企業宣伝のためにある。
ドラマやお笑い番組は副次的な産物で
大量の皮相な情報を日々配信することで
切実さはおのずと後退する。
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新聞やテレビがなぜ
こうした矛盾を取りあげないのか。
まあこれも権力を畏れる自己規制の一種
ではあるがあえて言う。
サリン中毒に似た症状を呈する殺戮行為について
シリアの体制側か反体制勢力の仕業か
どちらにしろ
人としてしてはいけないことの最たる行為の
ひとつであることは間違いない。
それで国連が乗り出して
化学兵器の廃棄処分を促し実行させる
というのも筋道が通っている。
しかしながら化学兵器と言えば
核爆弾や劣化ウラン弾はどうだろうか。
現にアメリカはイラクで
劣化ウラン弾を使用している。
あれは化学兵器ではないのだろうか。
シリアという国に対して
化学兵器を保有するなら開戦も辞さない
と声高らかに宣言するアメリカの
自国が保有している化学兵器については
棚に上げる。この非論理性を
なぜメディアは非難ごうごうと言挙げしないか。
他者の非論理性について鋭く指摘する欧米文化の歴史は
いったいこの矛盾をどう解釈するのだろうか。
これは小学生の子どもでも理解できる
大きな矛盾であるが。
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バイオテクノロジー=
遺伝子組み換え農産物
ではない。いかにも
科学的な装いをこらして
遺伝子組み換え食品を
最先端技術の成果だと主張する人たちがいるが
そもそも技術ですらない。
これはたんなる巨大ビジネスである。
例えばウィルスの遺伝子を大豆に組みこむ。
例えば魚の遺伝子をトマトに組みこむ。
その時にウィルスや魚の遺伝子は
大豆やトマトの染色体のどの部分に
組みこまれるか。組みこんでいる本人にも
よくわからない。つまりどこに組みこまれたか
わからないけどとりあえず
ウィルスや魚の遺伝子は大豆やトマトの染色体の
一部になったわけである。こんな不確かな技術?
が最先端なんて鼻で笑ってしまう。が
そういう疑似科学が巨大ビジネスに組みこまれている以上
庶民はそれらの安全性不確かな食べものを
気づかないうちにもぐもぐ食べている。
我々は知らないうちにモルモットにされている。
今年も彼らには大活躍してもらった。
若穫り蔓無しペポカボチャ
とでもいえばいいのか。
人によってはこの野菜を
味もすっぱちもない
などと非難するけど
うちではラタトゥイユやグラタンに
重宝している。
ズッキーニは確かに個性的な味を
持ってないかもしれないが
口あたりのなめらかさでテーブルを和ませ
謙虚な相棒みたいだ。
たいていの市販しているズッキーニの種はF1で
値段もけっこう高い。なので3年前から
固定種に替えた。色合いや形に若干ばらつきあるが
自家採種のほうが種代も浮くし環境適応力が優れる。
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もういいかげんに
自民党を支持するのやめようや。
この人たちの運営する政治の
粗雑さと傲慢さと嘘。そして
自分たちのパトロンである
巨きな企業の既得権益を守るために
画策する露骨さと
「国民の理解を求める」というセリフに
代表される一方通告的な政策に
振り回され続ける意味はどこにあるの?
言ってみれば国民をなめてるんだよね。
地元の心情を無視して
原発作ってきたのも
米軍におべっか使いながら
軍事予算を倍々にしてきたのも
思いやり予算や米軍基地問題に
巨額の税金を投入し続けてきたのも
ぜーんぶ自民党の政策。
ひいては現首相のじいさんの代に遡れば
胡散臭いというか
きな臭い匂いにまみれている。
自民党の体質はその土台が
戦前と地続きにある。もうこんな奇妙な既視感
を引きずる政党を支持するのはやめようね。
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ここ周防大島では
ほぼ全域で有害駆除という名目による
イノシシの狩猟を
一年通して認められている。
かつては存在しなかったとはいえ
いったんこの島に野生化した動物を
絶やしていいのかという問題は
賛否両論ある。
何度も言うようにこの島の山裾は浅く
平野は狭い。かつ
中山間地特有の条件で
田畑は比較的山のほうにある。なので
イノシシは人が手を入れる畑の作物や
堆肥に隠れた虫やミミズなどを好んで食し
田んぼの湿地をヌタ場にするのは必然となる。
この状況を食い止めるには
今のところ狩猟による
頭数制限しかないかな。
獲らなければますます増え
山の餌がなくなると里に下りてくる。
他にイノちゃんと共生する道はない?