下見
わな猟と一概にいっても
実際に罠を仕掛けるまでに
あれこれ準備がある。
これにけっこう時間がかかる。
ワイヤーに止め金具やよりもどしを付けて
現場で扱いやすいように下ごしらえをする。
踏み板や跳ねピンを作ったり
跳ねピンに使う木の枝も
ツツジやカシなどの木の枝を
手ごろな長さにそろえておく。
師匠に教えて頂いた罠の仕掛けは
本当にシンプルで
こんなのでイノシシ捕まるの?って
疑ってたが実際に捕まえることができたので
さらに驚いた。師匠によると
大切なのは仕掛けの精巧さ以上に
シシ道を見極めることにあるらしい。
なのでしょっちゅう下見を欠かさないという。
道の下調べがわな猟初めの一歩。






