2014年8月24日 (日)

毛虫

現在うちの山で大発生中である

この毛虫。

名前をフクラスズメというらしい。

正確には

フクラスズメという蛾の幼虫。

ヤブマオだけをそれはもう

必死になって喰い続ける。

喰って喰って喰いまくって

茎だけになる。そうなったらヤブマオが

絶えてしまうんじゃないかという気もするが

心配無用。したたかな草で

芋のような塊根さえ生きていれば

またすぐ繁茂する。

ヤブマオばかりがはびこらないように

フクラスズメが制御しているのかもしれない。

Dsc00602 近くを通ると体をしならせて威嚇しているつもりなのか。

その滑稽なしぐさから

うちでは彼らのことをビヨンビヨンと呼んでいる。

2014年8月23日 (土)

緑餌

鶏の世話は日々の緑餌集め

と言っても過言でないほど

鶏には緑の草が必要なのだ。

べつに野菜じゃなくても

そこらへんに生えている雑草を刈って

与えればいいのである。

5月から10月くらいにかけて

うちではヤブマオという野草をこれでもか

というほど鶏舎に放り込む。

鶏たちにとって人気野草のひとつ。

このヤブマオ3~4年に一度くらいの間隔で

毛虫が大発生するのだった。今年はその当たり年。

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2014年8月21日 (木)

精神

安定剤という薬があるが

精神に安定はない。

薬信仰者には気の毒かもしれないが

心が安定した状態というのは

既に死亡しているか脳死状態かである。

心は常に揺れ動く。

生きている限り刻々と。

どんな人間も驚き迷い喜び

心は変化して休まらない。それは

自然の風景とおなじ。

稲穂は風にそよぎ太陽の熱射にうなだれ

朝露を葉の上で転がしながら

刻々と体質を変えていく。

この世界は不安定の連続で成り立つ。

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2014年8月19日 (火)

蒲萄

同じ久賀町内の方から

ぶどうを頂いた。ピオーネという品種。

その方は無農薬で11株のぶどうを

育てているとのこと。ありがたい。

果樹は農薬せずに作るのは難しいできないと

頭から決めている農家は多い。

農薬に大げさに騒ぐほどの害はない

無農薬にこだわる人を理解できん

と言われたこともある。そのときオレは

まともに答えられず口ごもってしまった。

それでも試してみたいんですよ。

と今なら返したいけど。

人間にだけ都合のいい世界なんてない。

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2014年8月18日 (月)

十一分の一

ちょっとした 集まり。

 

楽しい ひと時、 いろいろな 会話。

 

たくさんの 話題。

 

11人いたけど  

 

家にテレビが ある人は 1人 だった。

 

わーーーいhappy01、 「 テレビ無し 時代 」 の 波waveが 来てるねhappy02

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2014年8月16日 (土)

沖縄

二十歳頃しばらく

沖縄で過ごした。博多からフェリーで

なんとなく沖縄に渡って

はじめは那覇の安宿を拠点にぶらぶらしていた。

あまり暇を持て余すと体がなまるので

さとうきび刈りの季節労働を探しながら

あちこち歩いて結局

久米島という離島の製糖工場にたどりつき

勤めることになった。そこで

およそ3ヶ月休み無し

1週間ごと昼勤と夜勤を繰り返す。当時

工場の近くに若草荘という民宿があって

そこがタコ部屋みたいな雰囲気。

おもしろい人たちといっぱい知り合った。

いま辺野古が熱い。米軍基地を作るために

日本人同士うちなんちゅ同士がいがみ合う。

マージナル統治の典型である。

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2014年8月15日 (金)

下着

いやべつにエロい話じゃなくて

誤解した方がいたらごめんなさい。

3ヵ月くらい前

親しくしているスーパー青果部のお姉さんに

男物3Lシャツを何枚か頂いた。

彼女のお父さんの形見だが

使うあてがないのでもしよかったらと。

ありがとうと喜んで着ている。

裏通りに面した縁側でうちわ扇ぎながら

片足立てて涼んでいるおっちゃんの着る下着

みたいな透けた綿100%シャツ。クレープっていうのかな。

あれサイコー。肌に触れる布のふんわり感覚といい

網のような通気性といい

だぶだぶ感といいじつにええなー。

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2014年8月13日 (水)

酒肴

アメリカ軍もロシア軍もイスラエル軍も

戦力を誇示したいんだね。

例えばニューヨークやモスクワに

地雷やクラスター爆弾が

何万個とばらまかれる状況になったらどうかな。

イラクやアフガニスタンやカンボジアでは

そんな状況なんだけど・・。

うちはごくごく平和に天ぷらで

自家製ビール一杯晩酌。

タコが安下庄で豊漁らしい。

人を殺すためのエネルギーを

人類共存のために使えばいいのに。

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タコの刺身・タコ天・オクラ天・ナス天などなど。

タコは 漁師?の伸さんから格安でgethappy01 。   

2014年8月12日 (火)

常習

またもイノシシが畑にやってきて

芋の畝をほとんど散らかしていった。

腹が立つというより

あきらめが先に立って

こりゃもう防ぐ努力を惜しんだ自分のせいだ

と冷静に現場を眺めた。

ほんの10m離れたところに民家がいくつかあるのに

大胆不敵というか

我が物顔でやってきて遊んで去っていく。

電気柵トタン金網にしても面倒。

どれだけ手間とお金をかければいいんだろう。

こういう日もある。ユーモアのかけらも湧かない。

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※横見の らくだコブ島(←だい 命名)

きっとちゃんとした名前があるはずです!ごめんなさい。

2014年8月11日 (月)

変卵

うちの鶏たちはわりとお年寄りが多い。

なのでときどき

え?なにこのたまご~ってびっくりする。

若い鶏と言えるのは産卵始めてから1年までかな。

2年目を過ぎると産む間隔が遠くなる。

3Lくらいのでか卵が増える。

殻が薄くなる。

いびつなものや破卵の割合が高くなる。

産むストレスから解放されて脂肪がつく。

太った鶏はますます産まなくなる。

老化は自然の摂理。人も同じ。ただ

産卵鶏を単純に経済合理性にあてはめたら

老化は要らない。高回転率で

彼らを処分(この言葉がいいかわるいか悩むが)

すればいいことになる。

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