« 2013年9月 | メイン | 2013年11月 »
例のイノシシに荒らされて見る影もない
田んぼは約2反
種籾分だけ収穫してあとは刈り払った。
他にジグザグに侵入された
田んぼは約1反
それなりに実っておりもったいないので
刈り取りながら脱穀する。
稲刈り機では結束できないほど
縦横無尽にちらかされているので
全て手刈り。
はぜ掛けにする気力が湧かなかった。
脱穀した籾は生なのでメッシュの籾袋に入れて
その日のうちに
近所の農家さんに機械で強制乾燥していただく。
例年より2週間早く刈り取ったところもあり
実の入りがいまいち充実していない。
青み率も高く石交じりではじいた米も多いが
しかたない。今年は涙をのむ。
イノシシ米は我が家の主食になる。
種籾と田んぼがあれば来年もまた育てられるね。
稲と大地に感謝。
<a href="http://yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=0243" target="_blank" utn>山口ブログ</a>
世界銀行というらしい。
世の中なに喰わぬ顔で
名前を馳せているが
内情のからくりを巧妙に伏せて
善意の第三者のように君臨する
そういう組織もある。
第二次大戦終了あたりに
名目上は国際援助機関として設立された。
アメリカが中心となって
世界中に自由主義経済を推し進めるために
アメリカの経済ルールを
世界中の国々に適用させたいらしい。
日本も資金拠出国の一つであり
アメリカの指図に素直に従う優等生。
いわゆる発展途上国に
いわゆる先進国が
多額のカネを融資する。
融資された債務国は
融資した債権国の企業によって
カモにされる。
たいていの場合
この世界銀行の融資事業には
モンサント、バイエル・クロップサイエンス、シンジェンダなど
遺伝子組み換え種子や農薬を製造する企業が
からんでいる。まったくもって
世界銀行とは
偽善的な名前である。
国民にそんなに
隠したいことがあるわけ?
なにをそんなに秘密にしたがっているのか
かえって気になるじゃないの。
っていうか
戦後から今までの自民党政権が
どんだけ隠し事や密約だらけだったか
もっと教えてほしい。
もったいぶって今度は法律まで作って
おおっぴらに隠し事したり密約を交わしたいんだよね。
誰のための政府なの?
あなたたちはまがりなりにも
自由民主っていう名前をぶらさげているじゃない。
それって市民が主体の政を目指すという
理想からとってつけた名前でしょ。
体裁だけ整えた
おためごかしな説明で
権力者はますます権力の高みを目指す。
でも権力はいつも腐敗の連続なんだよね。
<a href="http://yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=0243" target="_blank" utn>山口ブログ</a>
正確には
トビイロウンカという名前らしい。
今年は10月の気温が異常に高いせいか
いまだに大活躍している。
このウンカに血を吸われた稲は
しょぼくれて枯れる。
その枯れた稲を見てみると
藁がカビが生えたような色に変わっている。
うちでも今年から借りた田んぼの一隅に
直径2mくらいの坪枯れが生じた。
坪枯れとは
田んぼが円形脱毛症のようになった状態を指す。
いったんこうなるとその円形脱毛症的面積が
どんどん広がっていき
なんだか砂漠に生えた草みたいな容体に陥っていく。
手立てというほどの特効薬は農薬以外ないが
うちは農薬使わんので
とにかく例年より水を落とす時期をずいぶん遅らせた。
というのが、よその田んぼを観察していると
稲刈りに合わせて早くから水を切っている田のほうが
円形脱毛症の広がりが加速している印象。
近隣農家との水の競合がなければ
ある程度水を張っていたほうが被害が抑えられる
ような気がした。科学的データなし。ただの勘っす。
毎年予定通りにすべしという法則は
こと農業に関してあてまらない。現状を見極めて
臨機応変に判断するにつきる。
きれいな田んぼは刈ったり干したりが楽しい。
<a href="http://yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=0243" target="_blank" utn>山口ブログ</a>
私たちの住んでる所はやたらに「寄付」が多い。
八幡様、明神様、荒神様、赤十字etsまだまだあります。
こちらに引っ越してきた時からお優しい近所の方に「ここは寄付が多すぎてきりがないからあんたたちは、百姓だし、まだ稼ぎもないから半額くらいにしておきなさい」と言うありがたいお言葉をいただき、ずっとその通りにしてきました。
ずっと決めてました。
そしてとうとう、それが破られる日がやってきました。
その話は後日ね。
<a href="http://yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=0243" target="_blank" utn>山口ブログ</a>
まったくもう
どうこのイライラ感を
解消すればいいのか。
オレはイノシシに対して
全く寛容にはなれませんね。
めちゃくちゃにされた田んぼを
稲刈りしなければならない大変さは
筆舌に尽くしがたい。
ちょっと疑問がわくことがひとつ。
なぜイノシシは千年以上前からこの島に
存在しなかったのに
たかだかここ10年ほどで
あたりまえのように存在するのか?
これは不思議じゃない?
イノシシのいない島だったのに
たった10年前から進出してきたんだよ。
いったいなぜ?
どういう心境の変化が彼らに起こったのか。
<a href="http://yamaguchi-blog.com/wj.php?cd=0243" target="_blank" utn>山口ブログ</a>