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2013年8月

2013年8月31日 (土)

強靭な肉体と精神

『夜を賭けて』

という梁石日さんの小説がある。

映画化もされて確か山本太郎さんが

出演していた。在日朝鮮人による大阪造兵廠跡地での

鉄くず収拾が思わぬ展開を見せる

やってくれる小説である。

登場人物の反骨精神が

痛快で在日朝鮮人の豪胆な気質が

うらやましい。日本人は彼らに比べて

なまっちょろく弱弱しい

印象がする。1945年に日本はアメリカとの戦争に

負けて以来民主主義の国を自称している

が、果たして我が国はそんなに民主的な国か疑わしい。

ことに大政党が席巻する政治舞台など

お飾り的で、暗部を微妙にはぐらかして

民を操作する。

本当の民主主義国は謙虚に歴史を検証する。

そして今が民主的かどうか常に点検する。

それは上からの点検ではない。

市民が権力の民主性をただすことができる国かどうか。

日本の国にははっきり言ってそれがない。

『夜を賭けて』ぜひ日本人の皆様に

読んでほしい一作。

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2013年8月30日 (金)

自悠人

雨降りの日はひどく眠い。

畑に入って泥をこねるように

仕事するのもいやだし

うちのような

貧乏にわか百姓には

作業場という場所もないので

日ごろ使っている機械や道具などの整備も

晴れた日にする。

とはいえすべき仕事は

とぎれなくある。

農業とはそういうものだ。

といばって言いつつ

雨の日はぼんやり本なぞ読みながら

うとうとするぜいたくな日である。

めまぐるしくいそがしく活動する根性ない。

晴耕雨眠でけっこう。

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2013年8月29日 (木)

このしろ

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なぜかスーパーでは

他の刺身は売り切れても

コノシロだけはしっかりと

売れ残っていることが多い。

よっぽど人気がないのか。

シンコ、コハダの酢締めはお寿司屋で

有名だがコノシロまでいくと

いまいちな身分になるのか。

ハナはときどき思いついたように

売れ残ったコノシロを買う。刺身で頂く。

皮の舌触りが

猫の舌でなめられた時の

ざらざら感に似ている。

味は淡泊だが肴には上等。

海の恵みに感謝。

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2013年8月28日 (水)

米軍機騒音公害

昨夜も23時前

岩国基地の米軍飛行機が

これみよがしな轟音をなびかせて

市街地上空を当たり前のように飛ぶ。

夜の11時だよ。

健全な子どもならとっくに布団に入ってる時間。

ふつうに働いている大人ならちょっと一杯ひっかけて

これから布団に入ろうかという時間。

眠りばなを揺り起こすような人権無視飛行。

これだけ米軍にばかにされても

防衛局という

日本を守っているんだか

米軍を守っているんだかわからない政府当局は

日本人の税金で

騒音測定器なるものを各所に取り付け

米軍機騒音公害の実態を確かめたいらしい。

米軍機の低空飛行や深夜の騒音は

米軍の倫理欠如がなせる事実であるからして

測定器は米軍に設置させそれを政府が監督する

のが筋である。と

新聞など情報産業はせめてこのくらい踏み込んで

報道してもいいのでは?

努めて客観的であろうとする報道は

時に現実を追認するだけの優等生的良い子ちゃんである。

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2013年8月27日 (火)

もったいない

だい は 「もったいない」 と 言う言葉を 大切に する。

わたくし はな が 冷蔵庫盲信者 で いろいろ 食品を腐らせて しまうと

すっごい 怒る(おこるpunch) ちゅーか 怒る(いかるannoy)。

先日まで うちに滞在してた イギリスの 女の子にも 怒ってたannoy

残すんよね~、いろいろとwink

わたくし はな も ちょっと 気になっては いたんだけど・・・。

だい は 大爆発sign03sign03sign03

その子に まくし立てたannoyannoyannoy

泣いてたよ、 その子。

てなわけで もったいながりさんの 今日の お食事。

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山口県産 「小えびの カリカリ 焼き」

ぜーんぶ 食べられます、ねっ、だい ちゃんbleah

残さず 食べろよnote

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2013年8月26日 (月)

シエラレオネ

正確には

シエラレオネ共和国という。

1961年にイギリスから独立して

以来ずっと独裁や内戦続きの

大西洋岸に面した北海道より少し狭い

くらいの面積で人口約600万人。

アフリカの地はどこでも内戦だらけだが

それもこれも

前世紀前々世紀からの西欧諸国による植民地化

が招いた混乱が今も続いている

と言っても過言ではない。

ひとつの原因はダイヤモンドの採掘権らしい。

アフリカの内戦の特徴は

子どもを兵士に仕立てあげるために

麻薬を使ったり

子ども自身に親を殺させて孤児にさせたり

親の残虐な殺され方をその子ども自身に

見せつけたり

肉親の殺戮とその子や孫の洗脳が

いっしょくたに混ぜあわされる

この平和な日本ではちょっと想像つきかねる

事実にたじろいでしまう。

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2013年8月25日 (日)

小鰯

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七度洗えば鯛の味

ってほどでもないけど

わりとうちの定番メニュー。

他のお刺身が売り切れで

刺身用の生小イワシがぽんと

陳列棚に残ってたりしたとき

この小っちゃいのを開いて

おろしショウガと醤油で頂く。

ハナは小鰯を開きにする際

梱包用の平たいプラスチック結束バンド

を少し切り取って

半分に折り曲げたものを

包丁代わりに使う。

初めてそのさばき方を見た時

へーっと感嘆した。

海の恵みに感謝。

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2013年8月24日 (土)

ふるさと

今の時代

あなたの故郷はどこですか?

と訊かれても

ちょっと考えてしまうような。

生まれ育った地と一概に言っても

これだけ個々の移動が激しいと

正直わからない。

それにたとえ故郷というものがあっても

その地に愛着があるかどうか。

原発事故によって

突然引き裂かれた故郷との別れは

想像つかない。

あえて想像力を喚起するために

この映画を観た。

オレの故郷ってどこだろ。

海かな。

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2013年8月23日 (金)

しゅっすい

17日だったかな。

うちで一番早く田植えした田んぼ

一本ほど出穂しているのを見た

朝露の降りた早朝

頭を出した穂の先や

とがった葉から

こぼれ落ちそうになりながら

なんとかしがみついている

露の玉

遠くにひろがる海

大小の水のコントラストを

しばらくじっと見つめていた。

瑞穂の国は

水によって守られている

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2013年8月22日 (木)

「海への流出は否定しない」

東京電力が公式に発表する

この言葉の真意はどこにあるのかな?

新聞記事では

事実として書かれているにもかかわらず

当事者の東京電力株式会社は

「高濃度の放射能汚染水が海へ

流出した可能性を否定はしませんよ」

という他者から目線で

国民に伝えている。つまりあれかな

「高濃度の放射能汚染水が海へ

流れ出ているかもしれないけど

それを指摘されたところで

どうもできませんよ」

という投げやり的意味なのかな。それとも

「高濃度の放射能汚染水が海へ

流れ出ているかもしれないけど

ガイガーカウンターの数値でわかるだけで

目視確認できないので

なんとも言えませんよ」

っていうジョークなのかな。それとも

「高濃度の放射能汚染水が海へ

流れ出ているかもしれないけど

肯定もしないし否定もしませんよ」

という中立的おっさんみたいな立場で

国民に一応の言い訳をしてるのかな。いずれにしろ

こういう言葉に妙にひっかかる

今日この頃であった。

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