当時毎日新聞の記者だった
西山太吉さんがスクープした。
アメリカの統治下にあった沖縄をめぐる
アメリカと日本政府による秘密協定を
暴露した西山さんは
国家公務員法違反容疑で逮捕され
有罪判決を受けた。
この事件の中身は
佐藤栄作がアメリカの操り人形であったことと
一新聞記者への個人攻撃
に終始した日本のマスコミと
密約の証拠を突きつけられても
「密約はない」と言い張る政府の嘘にある。
簡単に言えば
国を動かす政治家や官僚の大罪が
一個人の軽犯罪追及へと
世論操作によって
すりかえられてしまう顛末になった。
マスメディアの原点を忘れてしまった報道産業は
マスゴミとでも呼ぶしかない。
自民党が大好きな秘密を
もっとのぞいてみたい。
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選挙の立候補者が声高々に説く
福祉政策を
笑ってみている自分がいる。
フクシフクシってそんなに連呼して
訴えるような問題なのか。
っていうか
日本の福祉は偽善である。
政治家も官僚も福祉という言葉を
一種の免罪符のように使うだけで
言葉が擦り切れている。
きめこまやかな福祉行政もそりゃ必要だろう。
しかしその前に画期的な法律を
作ってしまうほうが
もっと福祉的議論が巻き起こるのではないか。例えば
イタリアは精神病院そのものを廃止した。
全廃してしまった。日本みたいに
医師会が牛耳る精神病院協会が
でかい顔している国ではこんな大胆な変革は
期待できない。そりゃ問題はいろいろある。
でも人生生きてりゃいろいろ問題があるのは必定。
とかく先回りして問題の芽を摘んで
現実から目をそらすために
福祉があるわけじゃない。
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ちょっとどぎつい言葉ではあるが
こんな言葉はもう死語だろう。
ひとつのエピソードとして。
昔は脱穀機などなかったので
稲穂から籾を取るのは当然手作業。
もっぱら後家さんが頼まれ仕事として従事していたらしい。
江戸時代に千歯こぎという
怪獣の歯のような道具が普及して
後家さんの手間賃仕事が減ったので・・。
さらに大正時代になると
足踏み脱穀機という道具が普及して
千歯こぎもすたれていく。
現在はエンジン脱穀機いわゆるハーベスタや
コンバインが手作業にとって代わる。
うちもエンジン機械に頼りっぱなし。
機械は便利だが脱穀の仕組み自体は
足踏み時代と同じなのだ。
化石燃料を使うかどうかというだけ。
今日まで滞在していた コロンビアの女の子。
コロンビアってどこにあるでしょうか。
日本の反対側。らてんあめりか。
自転車を かかえて 電車から降りてきた。
わたくし はなと ほとんど変わらないような華奢な
(←お叱りはお受けします
)身体なのに パワフル![]()
早朝 休憩時間 夕食後 自転車で そこらじゅう走り回る。
鶏舎がある山までも 登ってきて せっせと 仕事を 手伝ってくれる。
今日からの ホストさんも 彼女なら ありがたいでしょうね。
彼女が 持って来てくれた お土産。
コロンビア・コーヒー
。
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先日徳山を通る帰路
元「峠茶屋」というお店に寄った。
キノコの師匠から
とてもめずらしいキノコを買った。
買ったと言ってもずいぶんサービスして頂いて
なんだかおねだりしに寄ったようなものかな。
すべて原木栽培というのがすごい。
けっこうな量があったのでまずは
だし汁を張った鍋にさっとくぐらせてそれぞれ頂く。
どのキノコも特有の香り歯ごたえ触感で
舌がうなる。その後キノコの
お刺身尽くし。酌がすすむ。
その節は突然おじゃまして
どうもありがとうございました。
お身体ご自愛くださいませ。
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アメリカ合州国という国は
銃乱射事件が異様に多い。
イカれた国である。この国の政権も
他国民に対してあらゆる火器を乱射する
ことも辞さないので言わば
国家がやっている殺人行為を
その国家に属する国民が真似ている。
銃乱射事件がなぜ起こるか
銃という武器のせいばかりとは言い切れない。
「テロを屈服させる唯一の方法は
テロが育つ土壌を断ち
抹殺し破壊することしかない」
これらの言葉はジョージ・W・ブッシュ元大統領が
2001年アフガニスタンを爆撃する前に
演説した一部である。
この言葉に従えば
アメリカ国内で頻発するテロを撲滅するには
アメリカの政治経済システムという土壌を
抹殺し破壊するしかない
ということになる。
自国民の鬱屈した不満がテロ事件に発展するのは
国家の地盤がゆがんでいるからだ
ということになる。
自家撞着的なブッシュ教書。
松本零士さんの漫画
『銀河鉄道999』のクライマックスを
観るたびに身につまされる
というか現代社会に対する皮肉に見える。
艱難辛苦あっても
べっぴんのメーテルと共に旅ができて
鉄郎は幸せ者だなと羨んだが
アンドロメダ星雲の中心にたどりついて
さあ機械の体にしてもらおうかという展開で
鉄郎は逃げ出す。ずらかる。
世界を動かす巨大な機械のネジのひとつになんか
なりたくないと騒いで駄々をこねる。
この逃げ出したくなる衝動的な気持ちは
ん~わかる。でも人は誰しも
自分がネジのひとつにすぎないとは
考えたくないよね。自分が常に主人公で
ありたいよね。ん~わかるよ。
松本零士は壮大な皮肉屋かもしれない。
14、5年前か
宇部の総合福祉会館だったっけ
五十嵐匠監督の講演会とともに
『地雷を踏んだらサヨウナラ』という映画
が上映された。
1973年クメール・ルージュによって殺された
一ノ瀬泰造という戦場カメラマンの物語。
浅野忠信が一ノ瀬を演じる。
一ノ瀬は1973年の11月終わり頃亡くなったらしいが
浅野は1973年11月27日生まれで
この役の打診があったとき
どうしても自分が演じたいと運命を感じたという。
オレ自身の考えでは
戦場を撮るカメラマンを美化したり
必要以上に賞賛したくない。戦場を撮りたくて
もしくは戦場を撮って名をあげたくて
それなりの仕事をやり遂げたのだから
たとえ殺されても幸せだったと考える。
一ノ瀬はアンコールワットに惚れて
その神聖なるパワースポットを撮ることに執心した。
そういう人生は幸せだったはずである。
カネやメイヨがあってだらだら生きるのもいい
一ノ瀬のように生を燃焼させる渇望感をいだいて
跳ぶのもいい。なにがいいか本人にしかわからない。