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2014年6月

2014年6月30日 (月)

なぜ

オリーブがいいなと考えた理由は

実ができても鳥が食わない。

実はとても渋くて多分鳥もそれを知っている。

甘い実のなる果樹をいろいろ植えても

カラスやヒヨに先に食べられないように

防御するのがたいへんというか

七面倒くさい。

また無農薬で作りやすいと本にあったので

そりゃいいなと当時は

楽に大きくなる木を育てたかった。でも

後でわかるがそんなにかんたんではなかった。

それと日常の食生活に油がどうしても欲しい。

オリーブを育てれば植物性の油が手軽に

自家製造できるんじゃないかと

わりとあまい期待を抱いていた。これは

まだ試してないのでなんとも言えない。おそらく

これもそんなにかんたんにはいかないだろう

とは覚悟している。

 

2014年6月29日 (日)

地中海性気候

もともとオリーブの生まれは

地中海沿岸だと言われている。

カラっと晴れ渡った空と

湿気のない乾いた風。

石灰分を豊かに含んだアルカリ土壌。

礫状台地で水はけも良い。

そんな場所で産まれた木を

高温多湿でおまけに梅雨もある日本

に連れてきた。でも植物の適応性をあなどれない。

小豆島では最初に輸入されたオリーブが

100年近くになるという。

自分はこの周防大島を瀬戸内海のキプロス島に見立ててみた。

ハワイではなくて。

ただ育て方がへたくそでずいぶん枯らしちゃった。

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2014年6月28日 (土)

オリーブ

周防大島に移住して3年目のときに

果樹を植えるとしたらなにがいいかな

と考えて試しにオリーブを育ててみることにした。

20cm足らずの挿し木苗セビラノという品種を

一つ買ってみてしょっちゅう通る小道脇に植えた。

去年初めて花が咲いて

今年も花が咲いて

今年はどうやら実がふくらみつつある。

セビラノを植えた後翌年翌々年と

思いきって20本以上の大きい苗を植えた。

当時はオリーブに惚れていた。

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2014年6月25日 (水)

徒長枝

梅の木は徒長枝(とちょうし)が伸びるのがはやい。

空に向かってまっすぐに一見無駄に伸びているように

見えるがその徒長枝も皆伐してしまうのではなくて

何年かがかりで勢いのある枝に更新調整していく。

そんなふうに習った記憶がある。

木とつきあうには気を長くもたねば。

人を育てるのも同じ。

何年か後にこういう姿に成長してくれていれば

いいなと木の姿にイメージを持つこと。

かならずしも思い描くようにはならないかもしれないが

未来を観測する気持ちそのものが愛情ではないか。

あせることなくゆっくりと成長を見守る。

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2014年6月24日 (火)

剪定

桜伐るばか梅伐らぬばか

という言い草があるが

今年は梅の枝を伐ってあげたい。

この梅林をお借りしたのは

もう7年くらい前になる。地主さんが遠くに住んでて

管理できないからとのことでお願いされて

こちらもかなり渋々と引き受けた次第。

剪定の仕方も

わけもわからず役場が主催する

帰農塾という農業学習会に参加した折

梅の育て方や剪定を2、3回習ったきりですぐに実践した。

太い枝がところどころ折れていたり

枝や梢がクズのつるで絡みあっていたり

セイタカアワダチソウが全面に生えていたり

この梅林との初めての交流は

もうくたくたに疲れた。

 

2014年6月23日 (月)

傷梅

梅干しにはよか梅ば選んで

傷ものは梅ジュース用に漬けこむばってんが

これは貧乏性のオレだからするのであって

贅沢性のハナだったら鶏の餌にしてしまうだろう。

真夏の農作業合間

梅ジュースや紫蘇ジュースにかぎる。

のどがすーっとして

夏もいいなあとしみじみ。

難点は飲みすぎること。

傷ものや小さすぎるもの真っ青なものを選って

砂糖と交互にビンに詰める。

砂糖は氷砂糖でも白砂糖でも黒糖でもなんでもいい。

うちの割合は砂糖を多めにビンの口元まで。

密閉して2~3か月放置するだけ。ちょー簡単。

市販のジュースなど足元にも及ばない?清涼飲料いかが。

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2014年6月22日 (日)

梅干し

うちで作った梅干しは

3年という時を経てようやく頂くことにしている。

最初は塩分18%くらいで作ったのだが

1年半置いて食べてみると

しょっぱい感が強すぎて口になじめなかった。

やっぱり3年ほど寝かせると

塩と梅肉がいいあんばいにこなれてくる。

昔ながらの梅干しは完璧といってもいいほど

保存が効く。

昔の日本人にはつくづく頭がさがる。

こういう保存食を伝統的に作って生きてきた

祖先を誇りにしたい。

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2014年6月21日 (土)

黄梅

先日収穫した梅で

梅干しの仕込みをする。おとどし先おとどしと

梅干しを作ったのだが去年は

なんだか余裕がなくてすべて梅ジュースにした。

今年こそはと半日がかりでしごした。

まず収穫した梅のあく抜き4~5時間。

次にへたを除いて選別。

小さいのや傷ものはジュースや梅酒用に。

焼酎にさっとくぐらせて塩をまぶし揉み

漬物樽にひとつひとつ丁寧に敷き詰めていく。

人によってはアルコール臭さを嫌って

焼酎など使わない。でも自分としては

せっかく手間暇かけた食べものにカビが生えたり

虫がわいたりするのが歯がゆいこと極まりないので

念入りに一手間。

塩分は基本20%くらいだが今回は

15~6%で仕込んでみた。

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2014年6月20日 (金)

コンプライアンス、だってさ~。

 

お久しぶりの はな ですhappy01

今晩は だいちゃん 研修で お出かけのため はなが 更新しまーす。

 

ちょっと前のはなし。

だいに おつかいを頼まれて ある方の お宅を訪ねることになった。

地図できちんと確認し 目的地に向かったのですが・・・。

地図で見てるのと 実際は相当違うのよ。

車だし、道は狭いし、運転ヘタだし、雨は降ってるし。

近くまでは 間違いなく来てるはず!

そこへ たまたま登場した めいるまんさん。

 

地獄で仏とばかりに 雨の中飛出し 彼に 駆け寄り

「道に迷ってしまいました、〇〇さんの お宅は どこですか?」

 めいるまんさん 「・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ わかりません・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・

・・・・・・すぐそこに 商店があるから ・・・・・・・そこで訊いてみてください」と、申されました。

はな 「そうですか」 

っと、引き下がりそうに なったけど。

はな 「えっ? めいるまんなのに わからないんですか?」

めいるまん 「・・・・ いやー。・・・・・それが・・・〇×△〇×▲・・・・ コンプライアンスが・・・・・

・・・・・〇▲×〇△▽・・・・」

はな 「コンプライアンスの関係で答えられないんですね!」

めいるまん 「・・・・そうなんです」

はな 「 わ か り ま し た 」

 

車にもどり、知人に電話して そのお宅の 電話番号を調べてもらい 電話をかけて誘導して

もらい たどり着くことができました。

 

「 わかりません 」 て言う 答え方は ちょっとね。

「ごめんなさいね、今のご時世 いろいろあるんで お教えできないんですよ」

と、さらりと答えてくれたら 私だって   す な お  に 納得して

ブログになんて 書かなかったのに。 

 

めいるまんさんの 名誉のために

 

目的のお宅は めいるまんさんと 話していた場所の 裏手。

めいるまんさんの 目は 確かに そのお宅を 指していました。

うそは つけないもんですねbleah

 

てか、 「 コンプライアンス 」 て、 何よ?

 

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まーちゃん と びーちゃんの 緊張対峙の図

めいるまん と はな とを 重ね合わせてみました。

 

2014年6月17日 (火)

つい2、3日前のことである。

うちの田んぼのそば軽トラを運転していた。

すると車の前を

母キジの後を追って

5~6羽のまだ羽も生えそろわないほど

小さな雛キジたちが走っている。

彼らは山際のやぶの中から出てきて

隠れる場所もない集落のほうへ向かっていた。

母は田んぼを飛び越えて畔にたどりつくが

雛たちは水の張った田んぼの中に飛び込んでもがいている。

2羽の雛を手ですくって道にあげてやったら

今度は道端の草だらけの側溝に走って落ちて

どこに行ったか行方知れずになった。

田んぼに落ちた1羽の雛はカラスに獲られた。

これってたまたま通りかかったオレがわるいのか。

それとも母キジがアホなのか。

かわいそうなことをした。ごめんなさい。

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