2014年6月23日 (月)

傷梅

梅干しにはよか梅ば選んで

傷ものは梅ジュース用に漬けこむばってんが

これは貧乏性のオレだからするのであって

贅沢性のハナだったら鶏の餌にしてしまうだろう。

真夏の農作業合間

梅ジュースや紫蘇ジュースにかぎる。

のどがすーっとして

夏もいいなあとしみじみ。

難点は飲みすぎること。

傷ものや小さすぎるもの真っ青なものを選って

砂糖と交互にビンに詰める。

砂糖は氷砂糖でも白砂糖でも黒糖でもなんでもいい。

うちの割合は砂糖を多めにビンの口元まで。

密閉して2~3か月放置するだけ。ちょー簡単。

市販のジュースなど足元にも及ばない?清涼飲料いかが。

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2014年6月22日 (日)

梅干し

うちで作った梅干しは

3年という時を経てようやく頂くことにしている。

最初は塩分18%くらいで作ったのだが

1年半置いて食べてみると

しょっぱい感が強すぎて口になじめなかった。

やっぱり3年ほど寝かせると

塩と梅肉がいいあんばいにこなれてくる。

昔ながらの梅干しは完璧といってもいいほど

保存が効く。

昔の日本人にはつくづく頭がさがる。

こういう保存食を伝統的に作って生きてきた

祖先を誇りにしたい。

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2014年6月21日 (土)

黄梅

先日収穫した梅で

梅干しの仕込みをする。おとどし先おとどしと

梅干しを作ったのだが去年は

なんだか余裕がなくてすべて梅ジュースにした。

今年こそはと半日がかりでしごした。

まず収穫した梅のあく抜き4~5時間。

次にへたを除いて選別。

小さいのや傷ものはジュースや梅酒用に。

焼酎にさっとくぐらせて塩をまぶし揉み

漬物樽にひとつひとつ丁寧に敷き詰めていく。

人によってはアルコール臭さを嫌って

焼酎など使わない。でも自分としては

せっかく手間暇かけた食べものにカビが生えたり

虫がわいたりするのが歯がゆいこと極まりないので

念入りに一手間。

塩分は基本20%くらいだが今回は

15~6%で仕込んでみた。

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2014年6月20日 (金)

コンプライアンス、だってさ~。

 

お久しぶりの はな ですhappy01

今晩は だいちゃん 研修で お出かけのため はなが 更新しまーす。

 

ちょっと前のはなし。

だいに おつかいを頼まれて ある方の お宅を訪ねることになった。

地図できちんと確認し 目的地に向かったのですが・・・。

地図で見てるのと 実際は相当違うのよ。

車だし、道は狭いし、運転ヘタだし、雨は降ってるし。

近くまでは 間違いなく来てるはず!

そこへ たまたま登場した めいるまんさん。

 

地獄で仏とばかりに 雨の中飛出し 彼に 駆け寄り

「道に迷ってしまいました、〇〇さんの お宅は どこですか?」

 めいるまんさん 「・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ わかりません・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・

・・・・・・すぐそこに 商店があるから ・・・・・・・そこで訊いてみてください」と、申されました。

はな 「そうですか」 

っと、引き下がりそうに なったけど。

はな 「えっ? めいるまんなのに わからないんですか?」

めいるまん 「・・・・ いやー。・・・・・それが・・・〇×△〇×▲・・・・ コンプライアンスが・・・・・

・・・・・〇▲×〇△▽・・・・」

はな 「コンプライアンスの関係で答えられないんですね!」

めいるまん 「・・・・そうなんです」

はな 「 わ か り ま し た 」

 

車にもどり、知人に電話して そのお宅の 電話番号を調べてもらい 電話をかけて誘導して

もらい たどり着くことができました。

 

「 わかりません 」 て言う 答え方は ちょっとね。

「ごめんなさいね、今のご時世 いろいろあるんで お教えできないんですよ」

と、さらりと答えてくれたら 私だって   す な お  に 納得して

ブログになんて 書かなかったのに。 

 

めいるまんさんの 名誉のために

 

目的のお宅は めいるまんさんと 話していた場所の 裏手。

めいるまんさんの 目は 確かに そのお宅を 指していました。

うそは つけないもんですねbleah

 

てか、 「 コンプライアンス 」 て、 何よ?

 

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まーちゃん と びーちゃんの 緊張対峙の図

めいるまん と はな とを 重ね合わせてみました。

 

2014年6月17日 (火)

つい2、3日前のことである。

うちの田んぼのそば軽トラを運転していた。

すると車の前を

母キジの後を追って

5~6羽のまだ羽も生えそろわないほど

小さな雛キジたちが走っている。

彼らは山際のやぶの中から出てきて

隠れる場所もない集落のほうへ向かっていた。

母は田んぼを飛び越えて畔にたどりつくが

雛たちは水の張った田んぼの中に飛び込んでもがいている。

2羽の雛を手ですくって道にあげてやったら

今度は道端の草だらけの側溝に走って落ちて

どこに行ったか行方知れずになった。

田んぼに落ちた1羽の雛はカラスに獲られた。

これってたまたま通りかかったオレがわるいのか。

それとも母キジがアホなのか。

かわいそうなことをした。ごめんなさい。

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2014年6月16日 (月)

田植え

腰いてー。

田植え機の調子がいまいちで

朝から整備に時間がかかる。

機械に頼ると機械と付き合う時間がやたらと多い。

結局知り合いの元整備士さんに来ていただいて

さっさと直してもらった。でもその後も

また別のトラブルが発生し立ち止まる。

機械ばかりに頼れないので

人海戦術で手植えもする。

ねこの手も借りたいくらいだが

人間が黙々と働くしかない。手植えというのは

機械に比べて優雅な遊びのようだが

なかなか過酷な労働である。

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2014年6月15日 (日)

梅もぎ

梅の実黄ばむ頃合いとなった。

5畝ばかりの梅林をお借りしているので

梅干しにするために収穫する。

田んぼ仕事の後日が暮れてからの作業。

去年は手が回らなくて収穫も剪定もできず

伸び放題になった徒長枝が行くてを阻む。

ほったらかしにしてはわりと出来がいい。

小1時間ほどで40kgくらいもいだ。

でも1年間世話をさぼっていたので

収穫するのがうしろめたい。

梅の木々たちへ

いいとこどりでごめんなさい。

自然の恵みに感謝。

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2014年6月14日 (土)

代掻き

いつも疑問なのだが

田んぼの中のミミズは

いったいどこからやってくるんだろう。

そんなこともわからない。

代掻きすると泥にもまれたミミズが

白く膨れて浮かび上がってくる。

田には毎年4か月は水を張るので

その間にはミミズはいないはず。

あーそっか

畦や田の回りからやってくるのかもしれない。

それにしてもミミズはけっこう行動力ある。

 

2014年6月13日 (金)

畦塗

またこの季節が巡ってきた。

昨日は水取り口の掃除やら補修やら

ほとんど土方仕事にいそしみ

今日は今年初めての田んぼ水入れ。

川の清流から引きこまれた水が

支障なく田んぼにそそがれるのを見てほっとする。

田のぐるりに水を回しながら

畔ぬりをする。足で練った泥を

鍬ですくって田の縁に押しつけるようになすりつける。

そんな繰り返し作業である。時々モグラの

本道に出会い川砂利を拾って穴をつぶす。

山の田んぼはコンクリの縁石など築いていないので

どんな小さなマチも一人前の畦ぬりが必要となる。

これをよろこびと取るか苦役と取るか。

からだを使って働けるのは幸せな証拠である。

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2014年6月11日 (水)

精神

そういうタイトルのドキュメンタリーを

マニアな横シネで観た。もう5年くらい前かな。

お百姓始める以前

精神病院に勤めていたので見逃せなかった。

監督は相田和弘さん。

精神科を受診する患者さんの素顔を

モザイク無しで映し続ける。BGM無し。

生の日常がカメラによって切り取られる。

監督の目を通した

人の表情や景色が特別な主張もなく流れる。

この作品の後

横シネオールナイトで朴保のコンサートと

初めて出会った。

Dsc03799 最近、相田監督と直にお会いできた。

※掲載許可もらっています。