15歳という微妙な時代も
過ぎてしまえば過去のとある日で
振りかえって自分の影を見れば
過去が今を支配していると考えるのはおこがましい。
思い出はいつも自分に都合よく
脚色できる色褪せたねつ造写真みたいに
記憶の淵をさまよっている。
15歳のオレは15年後のオレに
手紙なんか書かなかったけれど
15年後のオレも15歳のオレに送る言葉などない。
一回性の道を誰しも歩いており
その道が逆戻りできない一回性の道だと理解したとき
人はおとなになってしまっている。
心はばらばらに割れはしない。それに
割れてもいい。
自分の心を顧みて修復しようともがけばいい。
心を刷新することはできないが
傷をいたわることはできる。
もがきはいたわりである。
うちの鶏が産む卵
有精卵と謳っているけれど
ヒナを孵すとなると・・。
そこまで気を遣って育てていない。
じゃあ有精卵じゃないじゃんと言われると
返す言葉はないが
群れの中に雄は確かに居る。ただしそのオスが
やり手かどうかは飼育者にもよくわからない。
たんに雄ですって顔してるだけのオスも
いるかもしれないし歳とって能力が枯渇しているオスも
いるかもしれない。それと雌と雄の数の割合にもよる。
ほかに気がかりなのが雄を一鶏舎に2羽以上入れると
時々彼らが死にもの狂いの喧嘩をすることがある。
その喧嘩騒ぎのせいで雌の群れも暴れて
卵墜症という怪我をする可能性も高い。
その旨お伝え頂ければ
受精率の高そうな群れの卵を選んであげます。